しゅう

怪人マブゼ博士/マブゼ博士の遺言のしゅうのレビュー・感想・評価

3.8
字幕版を鑑賞。

死んだマブゼ博士より霊的啓示を受けた精神科医が、その犯罪思想を継承して破壊計画を企てるオカルトサスペンス。

第一次大戦後のドイツ社会の混沌と、無産主義・無政府主義に対する恐怖心が描かれており、後のファシズム到来を予感させる。

ただ、二代目マブゼに悪のカリスマ性が足りない為、前作の様な悪漢躍動の外連が不足しているのがやや残念。
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