犯罪モノだけど過程の出来事による盛り上がり下がりのリズムより、その人間への眼差しに重きを置くのは『グロリア』にも似ていてカサヴェテスっぽい。
お馴染みの表情の寄りの多用等、カメラの動きは面白いんだ…
自分が当事者になったかのように、特有のカメラワークに追い詰められる。バイオレンス部分は削ぎ落とされ、チープなクラブと女の子達を大切にしているコズモの悲哀を感じる。"私が与えられるものは、この熱い愛だ…
>>続きを読むジョン・カサヴェテス監督作品。
物語は、場末のクラブオーナーがギャンブルで大負けし、その借金返済の代わりに、マフィアのボスの殺害を依頼され、それに加担していく…、というもの。いわゆる「クライム・ム…
すんごい平坦なノワール映画って感じ。ギャングとの撃ち合いは異様に静かで、その他のシーンもこれと言って大胆さがない。アクションを映す犯罪映画というよりも、ストリップショーに出演する女や男とのやり取り、…
>>続きを読むストリップクラブのオーナーとして誇りを持ってビジネスをするコズモ。死にかけの自分なんて気にかけず、家族同等の踊り子、スタッフへ存分の愛を注ぎ、店の存続を第一に考える。愛に生きたクールな男の悲哀を描く…
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