地震はイヤ

四つの恋の物語の地震はイヤのレビュー・感想・評価

四つの恋の物語(1965年製作の映画)
3.9
同じ会社に勤める、定年を迎えた父親と4人姉妹、それぞれの恋の物語を描く。

若草物語と比べ浅丘ルリ子さんの代わりに十朱幸代さん。吉永さんと和泉さんが活発賑やかし役割。湿度の高いエピソードもそこ迄暗くならず、和泉雅子さんの陽気さで中和している。

笠智衆さんが父親だと、小津作品を思い出すけど、ここではホッペににちゅーされてドギマギしたり、ナニかを期待してお風呂で歌うユーモラスな姿を見せてくれる。親子5人の雑魚寝姿も微笑ましい。
ドラマとして心に来る事は無いけど、軽く観れる作品としてよろしいのでは。女優さん達も見目華やかだし。和泉雅子さんがやっぱり可愛い。