彩藍

ダンサー・イン・ザ・ダークの彩藍のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

俗に言う"胸糞映画"。
とにかく救いがなくて、あまりにも残酷。胸が痛くて見ていられないシーンも多かった。
でもそれ以上に、セルマの無邪気さ、夢を追いかける真っ直ぐさ、息子への愛情深さに惹かれた。
ミュージカル女優を目指すセルマの空想シーンで流れる曲は名曲ばかりですごく引き込まれた。
最期、セルマが初めて空想じゃなく現実で歌うのは絞首台の上。歌の内容は、彼女が何よりも大事にしてきた息子のジーンに向けて。しかしその歌は、刑の執行によって途中で終わる。このラストシーンを見てボロボロ泣いた。
Bjorkの圧倒的な歌唱力と迫真の演技が本当に魅力的。内容は辛いけどまた見たい。
彩藍

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