主人公ダイアナが語る自身の恋愛遍歴。
自分にとって何が幸せなのか分からないダイアナは、モデルになろうと、映画に出演しても、裕福な暮らしを得ても満足出来ない。
本当に好きなのはロバートだと劇中に何回も呟くが、いつも裏切ってばかり。次々と男性と関係を作って行く。
自業自得といってしまえばそれまでだけど、可哀想といえば可哀想。
何故か、物語が進むにつれてダイアナの魅力を、どんどんと感じなくなっていくんだよな。
フランス映画っぽい雰囲気(実際はイギリス映画)や、イギリス人っぽいシニカルな断片は良いんだけど、どこか退屈。
批評家受けしそうだけど、一般客からは指示されない感じの映画に感じる。