第二部、要るか?とは思ってしまう。唐突な殺戮や"先進国"の平和ボケと無関心をぶち壊すにはいいのかもしれないけれど。
アナの元にフランス語でマケドニアからの電話が来る。「アレクサンドルはいますか?」…
雨の前とはこういうことか!!とはならんのだが、1.2章の舞台がマケドニアの山岳から、イギリスに移り変わり、しかもカップル別れ話にまで、が流れていくのは独自性があって結構おもろかったな、ご飯食べ行って…
>>続きを読む三つの話に繋がりが見えた時、構造のような全体性を意識してしまう、それは個々の物語を埋めるようなことじゃないかと思ってたが、そのつながりの部分が新しい物語を作っているので単純なドラマとは違った一面があ…
>>続きを読むマケドニアの修道院で修行するキリル(グレゴワール・コラン)の部屋にアルバニア人ザミラ(ラビナ・ミテフスカ)が逃げ込んでくる。ロンドンに住むアン(カトリン・カートリッジ)は不倫相手の写真家アレキサンダ…
>>続きを読む簡単に言うと悲劇は新たな悲劇をうむとか
争うことでは解決しない的なお話
かといって傍観者でいいの?みたいな
メビウスの輪
ある意味人類っていつまでも同じ過ちを繰り返してるよね
丁寧に考察されて…
2024年37本目
ずっと見返したかったのがアマプラでようやく観れた。
改めて観てみると、中島みゆきのひまわり "SUNWARD"の歌詞そのもの。
「あの遠くはりめぐらせた
妙な柵のそこかしこ…
このレビューはネタバレを含みます
賞をたくさん取ってる割に単純に時系列入れ替えただけやんと思ってたら一章のキリルのロンドンの叔父がアレックスって事に気づいた。ザミラを助けて死んだのにザミラの死亡写真をアレックスが撮ってたとか捻れたル…
>>続きを読むヴェネチア映画祭で10部門を独占した、ミルチョ・マンチェフスキーの監督デビュー作。
3つのラブ・ストーリーで構成され、舞台をマケドニアからロンドン、そしてまたマケドニアへと移し、ギリシャ正教徒奉じ…
先日観た「愛情萬歳」と同じ年の金獅子賞受賞作。
マケドニア(現北マケドニア)とロンドンを舞台に、三部作で以て人と人、民族と民族の対立のどうしようもなさが描かれる、かなり凝った構造の作品。
三部作と…