虹島流浮

処刑ライダーの虹島流浮のレビュー・感想・評価

処刑ライダー(1986年製作の映画)
3.8
いかにもな80年代アメリカンアクション映画。
ローラースケートを履いた美女店員が働くドライブインハンバーガー、『ワイルドスピード』初期のようなカーレース、「never surrender」「hold on」「I’ll be there for you」といったワードを歌詞にすれば名曲に聴こえる80年代ロックの数々、本作ではオジー・オズボーン、モトリー・クルー、ボニー・タイラー、ビリー・アイドルなど。
ニック・カサヴェテスを『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』にサイコ役で出演させた{元々はエド・スクラインが演じる予定だったそうですが撮影地がメキシコから日本に変更(園さんの体調を気遣ってケイジが提案)になったことで都合が合わず辞退}のは、本作の悪ガキ集団のリーダーであるパッカード役を再演して欲しかったのでしょうか。てか処刑ライダーの格好はニコラス・ケイジに受け継がれてる。
あの映画は『処刑ライダー2』として観れば楽しめるかもしれない。辛い映画を楽しくしようとする私の心意気と努力にケイジも喜んでるはず。
『ツイン・ピークス』前のシェリリン・フェン、やはり美人。