おバカ犬

処刑ライダーのおバカ犬のネタバレレビュー・内容・結末

処刑ライダー(1986年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

直球なタイトルに惹かれ鑑賞。特に思い出もないので、雑談入れずに直球レビュー。


💣昔ながらの大爆発
家とか車が爆発するシーンが多いので、この点は非常に楽しめた。崖から燃えながら横転していく車を見ているだけでワクワクする人にはオススメだ。


☁️ストーリーはフワフワ
なんか真っ黒の強そうな車や運転手が暴走族の車を倒してパーツを吸収したり、それが突然消えたりするんだけど結局正体はよくわからない。あと、いろんな人が運転手と再会するが、普通気づくと思うのに、誰も気づかない。兄弟すら気づかない。

ちなみに処刑ライダーのビジュアルはとてもダサいと思った。


💓彼女を乗せて…
前述通りあまり深い事情は描かれていないので妄想補完が多いのだが、ライダーは復讐だけでなく、愛した女性の元へと舞い戻ることもまた、一つの目的だったのであろう。行かないでと引き止める彼女にライダーはこう告げる。『もうすぐ時間切れなんだ』。

ここまではすごく幻想的でよかったのだが、結局最後、彼は彼女をバイクに乗せて何処かへ行ってしまった…。私個人としては、数日限りの淡い夢…という展開を期待したので、ちょっと残念であった。


😂男のメンヘラは見苦しい
暴走族のリーダーであるパッカードは、彼女?に嫌われている。こういう映画の不良って普通とりまきの女がいるもんだが、彼は彼女が他の男と目を合わすだけでナイフを取り出すメンヘラなので、全然慕われていない。それに彼女が他人と話すあらゆるカットに姿をあらわす、真性のストーカーだ。男のメンヘラほど見苦しいものはないと、まさかこんな映画で感じるとは思わなかった。


⭐︎総評⭐︎
レースで車が爆発する勢いに乗って楽しむ作品。話は粗い。


あらすじ
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不良のパッカード率いる暴走族の元に、謎の光が束になって現れる黒塗りのインターセプターがレースをふっかけて来る。彼と勝負すると、いつも爆発でやられるのだ。

彼の正体はかつて彼らが痛みつけ、殺したジェイミー。復讐をしに来たのだ。で、彼が負けるはずもなく、復讐して、弟に車は渡して、最愛の女と月を目指す…
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