ウェルメイドな作品の特徴に、あらゆる要素(キャラクター、脚本、演出、世界観、テーマ)の統一感、一体感が挙げられる。相互に影響しあい、どれをピックして語ろうにも、どれかピックされなかった要素が絡みつく…
>>続きを読む 「愛は ひとつよ クレオパトラの時代から」
ガンジス河のほとりを舞台に、三人の女性の友情と恋模様を描くドラマ。
インドの風習や文化、そこで暮らしている人々の日常なども興味深く拝見できた。
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「羅生門」とベネチア映画祭でグランプリを争った本作。昔から映画本に題名が出てくる。監督は、ルノアールですから、凄い期待して見てたかもしれないが、話は、植民地主義の終わりを予感させるくらいでそんなにい…
>>続きを読むリゾートのような雰囲気すらある美しい住居と柔らかい色彩に、イメージ上のインド然とした河のまわりの剥き出しの人々。その融合だけでもなかなかカオスなのに、宗教色が濃くなったり哲学的・詩的なことを言ったり…
>>続きを読むカイエ・デュ・シネマのトップ10を観てゆく趣向です。
ちなみに本作は1951年の第1位。
当日のインドの様子がルノワールによる色彩豊かな映像で描かれていて、昨今のボリウッド映画より風土・文化に触れら…
まるで河の流れのように、ある一定の方向へ留まることなく進み続ける人生[時間]。その流れに抗うことは最早なんらの意味も成さず、ただ全てを受け入れて身を委ねることこそ、生き方としての最適解である。そう、…
>>続きを読む人間それぞれが抱える問題と、決して思い通りにはならない現実と、非情にも変わり続けていく時の流れに対してルノワールは常にその側に美しい緑と女優の軽やかな移動を用意する。それはアメリカ映画的な明と暗の対…
>>続きを読むジャン・ルノアール16本目
つまらん。(´ヘ`; ) 退屈でした。
義足のジョン大尉は、劇中でモテるほどにはカッコ良くないです。見かけは良いですが、喋ったりすると、どうも知性と品性の無さが顔に出…