『河』に投稿された感想・評価

Gan
4.5

ウェルメイドな作品の特徴に、あらゆる要素(キャラクター、脚本、演出、世界観、テーマ)の統一感、一体感が挙げられる。相互に影響しあい、どれをピックして語ろうにも、どれかピックされなかった要素が絡みつく…

>>続きを読む
さっ
3.8
植民地であることをあまり出さず、けれども絶対にそれを観客に意識させる作りだなと思った。

 「愛は ひとつよ クレオパトラの時代から」

 ガンジス河のほとりを舞台に、三人の女性の友情と恋模様を描くドラマ。

 インドの風習や文化、そこで暮らしている人々の日常なども興味深く拝見できた。

>>続きを読む

「羅生門」とベネチア映画祭でグランプリを争った本作。昔から映画本に題名が出てくる。監督は、ルノアールですから、凄い期待して見てたかもしれないが、話は、植民地主義の終わりを予感させるくらいでそんなにい…

>>続きを読む
4.7

リゾートのような雰囲気すらある美しい住居と柔らかい色彩に、イメージ上のインド然とした河のまわりの剥き出しの人々。その融合だけでもなかなかカオスなのに、宗教色が濃くなったり哲学的・詩的なことを言ったり…

>>続きを読む
Ut
3.8

カイエ・デュ・シネマのトップ10を観てゆく趣向です。
ちなみに本作は1951年の第1位。
当日のインドの様子がルノワールによる色彩豊かな映像で描かれていて、昨今のボリウッド映画より風土・文化に触れら…

>>続きを読む
ユロ
5.0

まるで河の流れのように、ある一定の方向へ留まることなく進み続ける人生[時間]。その流れに抗うことは最早なんらの意味も成さず、ただ全てを受け入れて身を委ねることこそ、生き方としての最適解である。そう、…

>>続きを読む
けい
-
最近のインド映画のせいでインド舞踊=コッテコテの砂埃ダンスになってたけど、こんなしっとりしたのもあるのね。舞踊が入ってる映画はどれも好き
ニシ
5.0

人間それぞれが抱える問題と、決して思い通りにはならない現実と、非情にも変わり続けていく時の流れに対してルノワールは常にその側に美しい緑と女優の軽やかな移動を用意する。それはアメリカ映画的な明と暗の対…

>>続きを読む

ジャン・ルノアール16本目
つまらん。(´ヘ`; ) 退屈でした。

義足のジョン大尉は、劇中でモテるほどにはカッコ良くないです。見かけは良いですが、喋ったりすると、どうも知性と品性の無さが顔に出…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事