1ショット目から強烈な縦の構図と横への緩やかなパンから始まる。全編通して水谷浩の美術と杉山公平の撮影が冴えている。森雅之と京マチ子が王宮を抜け出して祭りを楽しむ場面で、何度かカットを割りながら画面左…
>>続きを読む70年前に楊貴妃をどう描いたのか好奇心。
正倉院収蔵のような螺鈿細工の楽器にびっくり!
美術・調度品・街の喧騒の様子が良い。
だが建物や部屋がお粗末でちっちゃい(仕方ない)
会話の言葉が気になる。…
ふつうに傑作
王族と町娘とで身分差ラブコメやってる中盤がめっちゃ好き。祭りの屋台で焼き鳥?を食べさせる。
庶民に混じって森雅之が楽器弾いて、京マチ子が踊るとこの多幸感。
ずーっと、ブラックアウトし…
わずか98分で楊貴妃の物語をどうまとめるんだろう?と思ってましたが、コンパクトながら丁寧なつくりで、悪くない作品でした。
森雅之と京マチ子のコンビというと雨月物語を思い浮かべるわけだけど、なんとな…
主役の二人は羅生門コンビですね。
いつもの溝口映画の面々が中国大河を演じる不思議。
これは本来大河ドラマ枠ぐらいでやるぐらいのボリュームなのでダイジェスト感が強い。
これだけみると楊貴妃って分をわき…
確かにスペクタクル味の薄さ、史実の脚色、豪華日本人俳優たち、音楽家早坂文雄を起用したためかあふれ出てしまう邦画味はあるものの、個人的には、周りのレビューに反してめちゃくちゃ面白かった。
溝口っぽさを…