Minted

裏切りの街角のMintedのレビュー・感想・評価

裏切りの街角(1949年製作の映画)
3.6
別れた女のことが忘れられない女々しいバート・ランカスター。若い時やっぱカッコイイなあーー。スーツよりもラフな格好してる時のほうが色気が漏れてるのよ。イヴォンヌ・デ・カーロのスタイリングも良かった。

ストーリーはそれほど面白みは感じなかったけど、病院の廊下にいる男を鏡越しに見るカット、店員が煙草を探すのに屈んだ瞬間に目が合う男女、現金輸送車襲撃シーンのガスマスク、暗闇からスリムが現れるまでの時間、などなど随所にセンスを感じる作品だった。

劇中何度か出てくるバーが良い感じ。ダンスフロアでは生演奏にあわせて踊りまくる男女。しかも音楽がむちゃくちゃシブくてカッコイイ。バーの常連客の女性が素敵だった。

アナがランチしてる時に再会した時のお店の感じも良かったなあ、入口から見えるLAの景色がたまらない。

悪役の男の名前がスリム・ダンディーだったのと、忘れられない女への想いを歯に詰まった食べカスに例えたのは笑ってしまった。なんだよそれwww

〝ケンカは好きな相手とするものさ〟
Minted

Minted