リラリオ

バスキアのリラリオのレビュー・感想・評価

バスキア(1996年製作の映画)
3.0
昔々に観たが、よく覚えてないのでもう一度。

1979年 ニューヨーク。ダンボールハウスというよりダンボール箱で暮らすジャン ミシェル バスキア20歳…街中にアーティスティックな落書きをする→カフェの姉ちゃんジーナに一目惚れ→迷惑行為(テーブルにソースこぼしフォークでジーナの似顔絵描く)で店主に追い出される→母が入院する精神病院に見舞いに行き「オレ結婚する!」突然の結婚宣言→運命の人ジーナを自分のバンドLIVEに誘う→断られるが電話番号GET
雨ザーザー→バンド仲間宅に避難→お粉を鼻から吸引→命の電話みたいなのにイタ電する→LIVE→ジーナ結局見に来る→LIVE抜け出す→タクシー乗り速攻キス→そのままベッドへ

とにかく有名になりたい→アンディウォーホルに遭遇→自作のポストカードを売りつける。アンディ、絵を気に入る。
ラリパッパパーティーでバスキアの絵が飾られる→美術評論家のルネの目に留まる→マジで才能あり!スターにしてやるぜ!

1981年 グループ展に作品出展→メトロポリタン美術館学芸員が2000ドルで絵を購入→トントン拍子で上手くいき個展開くことに→アトリエと作品資金を提供してもらう→作品制作→通りすがりのコートニーラヴ様をナンパする→コートニー様のスカーフを持ち帰り、ジーナにプレゼント→作品制作→お薬やり過ぎ呼吸停止。死にかける→有名になり調子に乗りまくり~のイキりまくり~の→個展開催→アンディウォーホル見に来る。大盛況の個展→コートニー様とコートニー様のスカーフを巻いたジーナ鉢合わせ…

バスキア 24歳…個展23回 。グループ展43回 。クラブDJ にラップ制作。 女にモテモテ、マドンナとも噂になり、コムデギャルソンからモデルの話とかきちゃう。3000ドルの超高級キャビアも余裕で食べるが、お肌はストレス&ヘロインのやり過ぎでただれる。

成功し有名になるがバッシングや人種差別に苦しむ。そして人々はアンディがヤク中のバスキアを利用していると噂をする。しかしアンディだけが友達のバスキアはアンディと作品を共同制作をする。「展覧会終わったらワイハ行こうぜ!絵はもうやめる。次は歌やる!」悪評に悩み絵をやめようとする天才バスキア。そしてヤクに溺れるバスキアを心配するアンディ。

1989年、悲劇が…マブダチ、アンディウォーホルこの世を去る。そしてバスキアは…

よく覚えてなかったが、やっぱりこんな話だったよね~でした。
天才カリスマアーティストってほんと似たような人生送るよな…
貧乏、不幸な生い立ち、頭おかしい親(コンプリートの場合多し)→有名になる(ミラクルに目に留まる、才能を利用されること多し)→調子ぶっこき天狗→昔からの友人、恋人離れていく→孤独、苦悩→酒とドラッグに溺れる→死…んっ!?なんか観たことあるぞ!みたいな…カリスマアーティストあるある伝記映画でした。
やっぱり伝説になる天才カリスマアーティストは気難しくて繊細でないとだめなんですかね…陽気でなんくるないさーなカリスマアーティストって聞いたことねぇしな…いても映画にしづらいか(笑)
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