映画は遠い過去のはなし

反撥の映画は遠い過去のはなしのレビュー・感想・評価

反撥(1964年製作の映画)
3.6
◎夜の部屋の照明の当たり具合が不気味さをより助長してて美しい。
電話、インターホンのベル、足音、秒針などの効果音や音楽の効果も抜群。

◎主人公キャロルが格好、仕草、行いが徐々に少女へと様変わりする姿。
写真の少女の右目をよく見てみると異様に怖い。

◎妄想の中で出現する男性は、幼少の頃に父親から虐待を受けたことのトラウマなのかな?

ポランスキーの趣向でカトリーヌドヌーブを好きなように撮りたいように撮らせてもらえたんだろうな。