Kin

悪魔の植物人間のKinのネタバレレビュー・内容・結末

悪魔の植物人間(1973年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ほぼフリークス+ザ・フライ+センチネル+シン・仮面ライダーだった。植物人間の造形は旧仮面ライダーね。
ポスターやパッケージ等観ると、なんとも不謹慎な下らない映画と思われそうだけど、不謹慎と思う人がよっぽど不謹慎に思えてくる様にそれなりにちゃんと作られた映画。特に見せ物小屋での観客の反応の愚かさと舞台上の人たちの仲間意識の美しさの対比等、怪奇映画だけど監督さんその辺りをきっちり演出してます。そして登場人物が自分を醜いと思うコンプレックスによる些細な仕草や目つきや間もちゃんと繊細に演出してる。
だけど、そんな演出にオッパイがいっぱいの大サービス。気持ちの置き所が微妙に難しくてニヤニヤしてしまいます。そして植物人間に養分吸われて吐き出されたドナルド・プレザンスの死体が超かわいい💕、誰かキーホルダーにして欲しい。

公開当時から興味あったけど、なんとなく当時でも古臭い映画と思って敬遠してたので、やっとなんとほぼ50年越しの初鑑賞。もっと前に観とけば良かった。
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