「マクドナルド大丈夫？」を身体をはって検証した或る男のドキュメンタリー。
約20年前の作品だ。そんなに経つのか。監督兼、検証者であるスパーロック氏が、三食マクドナルドであからさまに不健康になっていく様子(3日目で嘔吐 おやおや)がとても興味深く、何度も観ているのですが、マクド好きです。ちょっと背徳のお味。
元よりビーガンの彼女が作る食事を食べ、健康的な生活を送っていた30代男性が、いきなり三食マクド。勧められれば必ずスーパーサイズ(今は無いらしい)に変更していたら、当然身体はクラッシュするだろう。実験にお付き合いする内科他3人の医者からは半月過ぎた頃からドクターストップがかかり始める。所々彼女のインタビューが挟まれるが、なんのてらいもなく夜の生活について語る(曰く弱くなった、不満である )あたり、かの国と我が国の文化的な違いを思わずにはいられない。
作中では、当時の学校給食についてのルポなども挟まれる。若い頃は羨ましいばかりであったカフェテリア方式というのは、成長過程の子供にとっては不健康な生活を助長しかねない仕組みであることがわかる。
結局アメリカの食文化が社会問題や巨大すぎる企業の力の問題と直結しており、個人だけではどうにも解決できない部分も大きいのだが、せめて個人的には食事を気にかけて生活をしましょう。
アメリカの肥満率については、この作品以降も元気よく上昇。これに関して語りたいことは山ほど有るが、やめておきます。
マクドではチキンタツタが神です。
明日はチキンタツタセットを食べようと思う(反省なし＼(^^)／)
