このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに時間が気にならない、いい映画。
ロス暴動後の1994年。公民権運動により差別が撤廃された高校が舞台。様々な人種が入り混じり荒れたクラスに新人担任エリンが赴任。貧困に犯罪、人種対立。外では常に命の危険が付きまとう生徒たち。
副業までして自腹で日記を書い、生徒たちの理解を深め、ラインゲームや、『アンネの日記』を通じホロコーストや生き残った人達の想いを知りながら、生徒たちはクラスを家族のように愛するようになる。
“フリーダムライダー”と同じく、学生の自分たちの力で訴えを。今までの日記を一冊の本にし出版。
このクラスは運良くこの担任と出会えていただけなところとか少し気になる点もあったけれど、フリーダムライターズ基金を設立し現在も学生の力になっていることを知り、流石これだけの行動を起こした人だと感嘆した。
このクラスや小さな出来事から大きな力を動かすのだと改めて心を動かされた。教育って絶対大事。重々しくなくさわやかで見やすい、色んな人に見てほしい。
キング牧師の有名な「I have a dream …」が出てくるCommonの『A Dream』っていう曲がいい。どっかで聞いたことあったけど、知れてよかった。
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