マツモトタクシー

フリーダム・ライターズのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)
4.4
ロス暴動の頃1994年LAの郊外の高校に1人の新米教師エリン・グルーウェルが夢と希望を持って赴任してきた

しかし学校は黒人、アジア人、チカーノなど様々な人種がおり各自に別れ歪みあっていた
荒れ放題のクラスにやる気の無い多数の生徒、先輩教員達も諦めがち

ギャングに友人を殺されたり銃を突き付けられたことがある生徒が殆んどでそもそも親がギャングや非合法活動、育児放棄などをしている場合もある

ある日アフリカ系黒人のジャマルを差別するメモ紙がクラス中に回る
それを見付けたエレンは激しく怒りホロコーストと一緒だと訴えるが生徒達はホロコーストが何かさえ知らなかった。。







以下ネタバレ



荒れる学校を1人の女性教師が変えていった実話に基づく人間ドラマ
彼女は彼等にノートを与え交換日記の様なことを始める
最初はふざけて書いていた生徒達も真剣に相談するようになっていく

彼らの活動や教材費の予算が無いときはバイトをして費用を捻出
自己犠牲が続く中で段々と生徒達の信頼は得るが夫は理解出来ずに離婚
辛いことも乗り越えていき生徒達の成績も上がり大学に入学出来る者も出てくる

その頃の日記を綴った本が出版されそのタイトルがそのまま映画のタイトルになっている🎬

人はホントに出会いで良い方にも悪い方にも変わるのだなと実感
この恩師に巡り逢えた生徒達は一生の宝だなと思う☺️☺️☺️

「今を生きる」並みに感動した作品