あゆみん

フリーダム・ライターズのあゆみんのレビュー・感想・評価

フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)
4.6
全てが肌の色で決まる。友達も生き方も夢も。そんな世界を生きるティーンエイジャー達を全身全霊をかけて変えていった一人の教師の話。その教師、通称ミスGは生徒達に簡単な宿題を与える。それは、毎日必ず日記を書くこと。その日記が生徒達をどんどん変えていく…
事実に基づくストーリーだからこんなにも胸が締め付けられたのか、それともヒラリー・スワンクが素晴らしすぎたのか、何はともあれ結構泣きました。映画の良し悪しは別として、素晴らしいストーリーだと思う。
ヒラリー演じるミスGは教師としての経験は浅くても生徒との接し方は抜群に上手く、何より生徒のことを大切にしている。最初は死んだような目をしていた生徒達がどんどんと目を輝かせていく様子がすごく素敵だった。
日記の宿題を含め、ミスGが生徒にしたことは全て意味があることだけれど、自己評価のレポートでFをつけた生徒に怒る姿が特に印象的だった。あんなに真正面からぶつかってくれる先生に出会えたらどんなに素敵なことか。

いつの間にか与えられることに慣れちゃった自分に喝を入れられた気分です。ミスGにしっかりしなさいよって鼓舞された気分。私の夢はどこに置いてきた?生きてるだけで幸せ?甘ったれんなってな。与えられる前に与えてなんぼ。自分の人生、ちゃんと振り返ってちゃんと歩んでいかなきゃなあと考えさせられました。さあ明日も頑張ろう。
あゆみん

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