『昨日までの涙が、インクになる。それは、一人の新米教師と、一冊のノートが起こした奇跡の実話。』
人種差別という永遠の課題に、希望と可能性を感じさせてくれる映画。
生まれた場所や育った環境が違くても
オシャレに気を遣ったり、
ジョークを言い合って笑ったり、
仲間を想いやって泣いたり…
同じ普通の人間だ。
全てを理解することは出来なくても、本気で向き合えば気持ちは伝わるかもしれない、分かり合えるかもしれない、心の距離を縮められるかもしれない。
ラインゲームで子供達が歩み寄った様に。
そして、エリンの様に頑張る女性は素敵だけど、もしわたしが夫の立場になったとき、素直にエリンを応援して自分は自分の夢を目指せただろうか。
夢みたいな物語の中に妙な現実感をあのシーンで感じた。
さすが実話なだけあって、全て上手くいくなんてことはあり得ないよね。
