いかえもん

キス・オブ・ザ・ドラゴンのいかえもんのレビュー・感想・評価

キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001年製作の映画)
3.7
最近カンフー映画あんまり見てなかったので、ちょっと心がすさんできた。ということで、ジェット・リーのこちらの映画。実はハリウッド作品のジェット・リーってB級のイメージがあって観てなかったのだけど、リュック・ベッソン監督のこの映画はアクションの撮り方もいいとのうわさを聞いて観てみました。

フランスと中国の麻薬組織の取引摘発のために中国からやってきた警官がジェット・リーなんだけど、協力すべきフランスの刑事が汚職まみれで、このおっさんに嵌められてしまい、ジェット・リーがえらいことになるというお話。

おもしろかった!ストーリーもよくできてたと思うし、最後の最後でタイトルわかるところがいい。それまでタイトルのこと忘れて観てて、あ、そういやそうだったと思いだしたわ。
確かにアクションも見栄えが良くて、ジェット・リーの良さが満載されてた。小柄でかわいい顔だけど、ちょっとブルース・リーにも似てる。寡黙だけど優しくて、女性に慣れてない感じとかアジア人のよさを上手く表現されてたと思う。最後ブリジット・フォンダに手にキスされてほんのり照れ笑いとかよすぎ!でも、闘う時はめちゃくちゃ強い!しかも、鍼も打てます、超高速で!ってのがいいよねー。

ブリジット・フォンダが久しぶりでびっくり。この映画に出てたんだねー。「ルームメイト」とか「シングルス」でとってもかわいかったけど、今回は娘を人質に取られて娼婦をさせられている薄幸のシングルマザーの役でした。最近あんまりお見掛けしないけど、どうしているのだろう。結構好きな女優さんだったんだけどな。

この映画の最初の方で殺されてしまう中国人役の人、「インディジョーンズの魔宮の伝説」でも最初の方でマシンガンぶっ放してて、ちょうど金曜ロードショーで見たとこだったので、あ、昨日も出てたよねーって思った。

リュック・ベッソン監督のジェット・リー作品がもう一本あるので、そっちも観てみようと思います。