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キス・オブ・ザ・ドラゴンのmarnimのネタバレレビュー・内容・結末

キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

ジェット・リーが強い、強すぎる!
本作はジェット・リーの強さと凄さが凝縮されている作品と言える。
序盤のホテルでの戦い、セーヌ川観光船での戦い、潜伏先アジトでの戦い、そしてラストは敵本丸である警察署での戦い。
ただ敵を倒すというだけでなく、戦いのメリハリがしっかり構成されていて、例えば観光船では特殊部隊員と、潜伏先アジトではスーパーヘビー級の黒人ボクサーと、警察署では20人以上の空手家と、そしてラストは鋭いキックを武器とする二人の格闘家と……。
リュック・ベッソンは、様々な戦いを設定することで、ジェット・リーの魅力を見事に引き出しており、思わず「分かってるな」と感じた。
敵のリチャードが最凶最悪な男だけに、どういう殺し方を用意しているかがポイントになるのだが、禁じ手の「キス・オブ・ザ・ドラゴン」をお見舞いする!
まさしく、北斗神拳の「お前はもう死んでいる!」であった。
最初から最後まで息をつかせぬアクション、痛快であり、気持ちがスッキリする作品であった。
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