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猫と庄造と二人のをんなのtychのレビュー・感想・評価

猫と庄造と二人のをんな(1956年製作の映画)
3.7
1956年 136分。海辺の雑貨屋 尾山商店、姑(浪花千栄子)としっかり者の嫁 品子(山田五十鈴)と猫のリリーを溺愛するぐうたら亭主 庄造(森繁久弥)の夫婦。姑は謀って品子を追い出し、金持ちの親戚から福子(香川京子)を後妻に迎えるが、、。女の意地で庄造の元に戻りたい品子、リリーより自分を愛して欲しいヒステリックな福子、金が何より大事な姑、その内 庄造なんぞどうでもよくなり女の意地と矜持がぶつかり合う。その中でふにゃふにゃしているだけの庄造が哀れ。
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