古典に帰りたい。その一心で見ました。何十年も前なんでね💦
この映画、ロイ・シャイダーの記憶しかなかったので。
いきなりフカヒレとか水中のクビを振りながらやってくるアイツが見えたりしないの。なのに人が食われて何人か死ぬ。
しばらくは目に見えない恐怖。パニック映画の王道ね。サメかどうかさえわからない。
追ってるのはハグレザメ。クマもそうなんだけど、基本はいきなり無闇に人を襲ったりしないのだけど、中にはそういう個体もいる。
地元の一部の人が危機感を発してるのに、観光だ経済だと人の命を犠牲にするかの如くの判断を市長がするのも今につながる教訓。
足がちぎれて沈む。そしてセリフ。
それだけでサメの姿映さなくてもわかるよね。ウンウン。
サメ映画の金字塔ではありますが、命を軽視する政治、功を焦る現場のイキる人、男尊女卑のセリフをはくならず者、などなど時代も詰まった映画です。
途中からはまるで「老人と海」。水着美女とかいなくても成立するんだね。
サメ映画のカテゴリーに入れたくないけど、最後の死闘は圧巻。
スピルバーグて、やっぱすごいわ☺️