美月

JAWS/ジョーズの美月のレビュー・感想・評価

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)
3.5

『ジョーズ』ってこんな作品だったんですね。
タイトルは勿論知っていたし、テーマ曲だってバッチリ聴き覚えがあるんですが、実際に観たのは今回が初めて。
ネタバレ込みの前情報盛り沢山で鑑賞したんですが、それでも抜群に面白かったです。
ただ私はもうしばらくはこの作品観れないです(笑)
終盤が軽くトラウマになりました。

人がばくばくサメに食べられていくのですが、序盤は食い千切られた人体その他エグい画は全く映らず、というかサメの姿すら映らず、「何だこんなものか」と余裕で観てたんですが、終盤に差し掛かるにつれ怖いのなんの……。
めちゃめちゃスリリング。トラウマです。サメ怖い。

あとはあのテーマ曲!お茶の間で慣れ親しんだあのサウンドの素晴らしさを再確認しました。
あの何かが迫ってくる感じ。
映画の中であの曲が流れると必ずサメが近づいてくるので、終盤になってくると観ている側も訓練されてきて、あの曲が流れ始めるだけで「もうやめてー!」とパニックに。めちゃめちゃ恐怖を煽られました。

吹き替え版で鑑賞したのですが、クイント船長が「フーパー!」と呼ぶ声が「ルパーン!」としか聞こえなくて笑ってしまい、そこだけ何だかほっこり。癒されました。吹き替え声優さんに助けられた(笑)

私のように、テーマ曲は知ってても映画は未鑑賞という方には是非オススメしたい作品。
ただし終盤は結構畳み掛けてくるので、スリラー系やパニック映画が苦手な方はご注意を。
ほんと子どもの頃に観なくて良かった〜。
美月

美月