みてべいびー

JAWS/ジョーズのみてべいびーのネタバレレビュー・内容・結末

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

やっと観た!!母は幼少期に映画館で観て以来トラウマ映画らしい。確かに小さいとき観たら恐さしかないだろうな。でも自分は今観たことで、すごい映画なことをちゃんと実感できた感じはする。
恐いよりも何よりも映像が美しくて圧巻だった。撮り方が好きすぎる。恐怖を煽る水中のサメのPOVも、島の会議でQuintにdolly-inする感じも、ボート上で海を見つめる三人の被写界深度深めなwide-angle shotもいいよねぇ、こりゃ傑作です。Spielbergが売れる理由もわかる。
水が恐かったBrodyのトラウマ克服、海洋学者HooperとサメハンターQuintの意地の張り合い。HooperがQuintに素人扱いされて悔しい気持ち、めっちゃわかる気がした。にしてもQuintの死に方が素晴らしかった。サメハンターとしても役者としてもあの死に方は本望すぎん?最高の見せ場だよね、人生においてあんなクライマックスがあるだけ羨ましい笑
音楽がJohn Williamsなだけあって、サメを引きつけてる時とかに宝探しみたいな少年ぽい音楽流れるのにすごいジワった。そんな楽しそうなメロディーで大丈夫?みたいな笑。Hooperがオリに入って襲撃されてからサメを爆破するまでの流れが結構早くて、もうちょい戦う場面が長くても良かったのかなぁと思った。残酷だけど笑。Quintにもうちょっと踏ん張ってから死んでもらって、音楽盛り上げて、Brodyが退治してくれたら完璧だったかな。オリを引き揚げてサメが見えてから少し消える瞬間があって、そこで少しスリリングな気持ちが切れちゃう。だからそこだけ途切れずにラストまでフィニッシュしてたら最高にハラハラした、かも。あとBrodyが船から落ちそうになって、下でサメが待ってるみたいな場面があったらさらに良かった、かも。まぁそしたら違う映画になってしまうよね、もう黙ります笑。とにかく本当に好きだったので、今後また何度も観返したい。
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