レオ

ブラックサイトのレオのレビュー・感想・評価

ブラックサイト(2008年製作の映画)
3.0
FBIの女性捜査官マーシュは、ある日猫の虐待を中継するライブサイトを見つける。その後、ターゲットは人間へと移っていく。そのサイトでは閲覧者数の増加がトリガーとなり、殺人が行われる仕組みになっていた...というストーリーのサスペンススリラー。

かなり地味なSAWって感じの作品で、特に演出面やスプラッタ面でSAWと比べた弱さを感じるが、普通にそこそこ面白かった。それにしても、R15映画にしては超マイルドだ。

この作品の犯人の動機には思想的なものも感じられて、この殺人サイトのシステムそのものが、自分の大切なものを奪い、その後も何度も侮辱した世界に対する批判になっているなぁと思った。

最後すごくあっさり終わるのが残念かな。SAWシリーズならボックス刑事あたりが最後で一枚噛んでるパターンだが。

あと、結構サイトを見てる人のチャットにネット社会の残酷さや怖さが出ているんだけど、その辺は全然字幕で訳してないのが気になった。最後のチャットなんて、「この動画ダウンロードできる?」って言ってて怖いわ。

■共通項目
脚本:☆☆☆
映像:☆☆☆
音楽:☆☆☆☆
役者:☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆

■ジャンル項目(スリラー、サスペンス)
ハラハラ度:☆☆☆
謎解き度:☆☆
グロ度:☆☆
(恐怖度:15)
レオ

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