このレビューはネタバレを含みます
中平康4本目。
誰かがエジプト観光するために作ったとしか思えないほど、都合の良い偶然の重なりで成り立たせた脚本だった。
勝手な想像だけど映画製作の過程のどこかで大スター石原裕次郎への忖度が働いていそ…
珍しいエジプトロケが敢行された作品。
亡き祖父の教えに従いベイルートに向かう飛行機の中で隣に居合わせた石原裕次郎と芦川いづみ。行き先変わってエジプトのカイロに降り立った2人がある事に巻き込まれるとい…
〖1960年代映画:アクション:日活〗
1961年製作で、エジプトロケで製作されたアクション映画らしい⁉️
この時代にしては凄いんだろうなっていう遺跡が出たりの、ある意味ぶっ飛んだ作品でした😅
2…
エジプトで海外ロケを敢行した中平康監督がリチャード・レスター「HELP!」には遥かに及ばないが、「アラビアのロレンス」に先んじて製作した日活に敬意を表し、荒唐無稽アクション映画の野心作と評価。石原裕…
>>続きを読むこんな90分のプログラム・ピクチャーでエジプトロケなんて、斜陽期に差し掛かっているとはいえ映画界も景気良かったんだな。
とはいえ、やってることはいつもの緊張感のない裕次郎アクション。
神殿やスフィン…
いきなり死んじゃった遺影で登場の千田是也先生の孫の裕次郎が行き当たりばったりでたどり着いたベイルート→カイロで大暴れ。困った時に頼りになる祖父の遺言の名言集が効いている。インチキガイドの小高雄二に連…
>>続きを読む勾留場から釈放されたあとのエジプト観光逃亡劇にピラミッド登り競争。ロケ地をふんだんに活かしてる。秘密文書が内蔵されたペンダントや独立を目指すナショナリストと帝国主義者たちとの隠密作戦に巻き込まれたり…
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