ひろ

世界の中心で、愛をさけぶのひろのネタバレレビュー・内容・結末

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

どうしても、自分に置きかえて考えてしまう。

『あなたの今を生きて』
失ったあとに、音源で知る・・

もしかしたら、一生乗り越えられないかもしれないと思う。
それ程、大切な人を失う事は、鈍く切り裂かれ、深く、広く、心の底に刺さる・・
そしてずっと消えない。

自分なら、このテープを一体何度聴くかなぁ。
聞くたびに、きっと心はエグられ、ぐちゃぐちゃに切り裂かれたとしても、ずっと聴いていると思う。
そして、聴くたびに涙していると思う。

そういう意味では、声が残るのは、ある意味もっとも残酷なのかもしれないと感じてしまう。

個人的には、感動したしいっぱい泣いたけれど、
キミスイと違い、前向きには捉えられなかったです。

/追記/

投稿後に、自然と想像・・

違うなぁ・・


どれだけあとで、残酷であっても、辛くても、悲しくても、愛する人に色々なモノを残して欲しいと、やっぱり強く思い、追記。

もしそんな状態になって私がどれだけ辛くても、悲しくても、痛くても構わない。
声、映像、コトバ、匂い、文字、大切なモノを精一杯残して欲しい。

あなたと一緒に過ごした事を、いつまでも大切に思えるように!
ひろ

ひろ