すだち

ザ・ライト -エクソシストの真実-のすだちのレビュー・感想・評価

3.8
父の葬儀屋を手伝うマイケルは家を出たいがため神学生になる。
優秀だが信仰心が薄く、神学校を辞めようとしたところでエクソシスト・ルーカス神父のもとで悪魔祓いを手伝うことに。
悪魔の存在を疑うマイケルに次々と不可解な出来事が起き…。

想像していたよりおもしろかった。
エクソシスト系の映画のなかでかなり好き。
それはアンソニー・ホプキンスの流石の演技と存在感も間違いないけど、神も悪魔も信じられない青年が主人公というのも大きい。

"疑う者"にとって、見えないもの、存在を感じられないものは恐れの対象ですらない。
だからこそ強気でいられるマイケルに対して悪魔は自らの存在を徐々に、そして強烈に見せつけてくる。

マイケルの気持ちになって一緒に、疑ったり絶望したり葛藤したり。
前半と後半、展開が変わってきても飽きなかったし入り込めた。
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