Miz

風が吹くときのMizのネタバレレビュー・内容・結末

風が吹くとき(1986年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます



核の恐ろしさを伝える本作に対して
2024年現在に生きる自分たちはいくらでも「当時の人ってまじ?スターリンやチャーチルに対してそう思ってたの??」なんて言える
当時の常識と今の常識はもはや文明レベルの違いがあるので、ああ未来に生きているんだな我々は、情報の行き届かない暮らしなんて今はありえないと思った。
じゃあ今の自分達は今の政治家たちにどう思っているのだろうなんて正しい見方はできるのか。

ネットのない社会では本当にどこもかしこもこんな感じだったんだろうと極端に想像する。
現代に生きる自分には
ネットの無い社会で政治が動いていたら、という思考実験的な鑑賞になりました。
世論にどれだけ我々は助けられているんだ。

本当の恐ろしさを童話タッチの絵柄、和やかな夫婦の会話で語られるのはしんどいものがある。どんなにテンションた高くても真顔にならざる終えない😐


こういう作品は多くの方に知られてほしいですが、見るのは精神が健康な時に限ります。
鬱になるので

家々が吹き飛ばされるシーンは実際にYouTubeで見られる核実験の映像のトレースかってくらいリアリティありました。
Miz

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