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セントルイスのlemmonのレビュー・感想・評価

セントルイス(1949年製作の映画)
3.4
南北戦争末期の時代。仲の良い3人がスリーベル牧場を経営していたが、南部のゲリラ兵に襲われ牧場を失う。ゲリラ兵のリーダー・カトレルを街から追い出すことに成功するが、職を失いそれぞれ新たな道に進み出した3人の歯車が狂いだす。


正義感のリー、善悪の判断に迷い苦しむキップ、悪の道に進むチャーリーと三者三様でわかりやすい。とりわけザカリースコット演じるチャーリーが印象深い。本作は娯楽作だろうが、全体的に戦争が生み出した悲劇も感じさせてくれた。

チャーリーとキップは、ある出来事から味方と攻防戦になり、味方を殺してしまう。思い悩むキップの行動が人間臭くもあるが、ある種やるかやられるかと語るチャーリーもまた戦争故の考えのように思わせてくれた。

ラストはさっぱりしたもんだ。わかりやすい構図ではあったが。😅
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