吉良吉影

インサイド・マンの吉良吉影のネタバレレビュー・内容・結末

インサイド・マン(2006年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

「あれ、呆気なく終わった。」というのが、最初に出た感想。一見人質をとった普通の銀行強盗のように思えたが、ずっと謎が残ったままで話が展開。途中で犯人の姿に扮させた人質たちを解放して、自分たちもその中へ。一体何がしたかったのかと疑問に残ったまま、結末を迎える。綺麗な答え合わせかと思いきや、金目当てなのかアーサーに対する復讐劇なのか。ミステリーものとしてはこの上ない謎を残してくれた。

展開が少しスローテンポ。可もなく不可もなくなイベントが続くので、途中で若干飽きてしまった。犯人たちが人質と一緒に解放されるフリをするラインが読めてしまったので、それも相まって微妙な印象であった。

それにしてもキャストは豪華。
ウィレム・デフォーは最後まで黒幕だと疑っていました。
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