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パルプ・フィクションのhasseのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.4
演出5
演技4
脚本5
撮影5
照明4
音楽5
音響4
インスピレーション4
好み5

二回目の観賞。最初、高校2年の頃にムービープラスで観て映画にハマるきっかけになった思い出深い作品。

大胆な時系列の組み換えや、なぜかずっと聞いていられる無駄話、ダサかっこいいダンスシーン、ヤク中や暴力描写等、一々映画マニア心をくすぐられる。意味不明な例えだが、ボケとかしつこいけどとても面白くてついつい話し込んでしまう男友達みたいな作品。
高校時代に痺れたシーンは相変わらず痺れた。今回は、ジュールス(SLジャクソン)の心境の変化が印象的だった。自分の身に起きた「奇跡」を人生の転機と捉え、殺し屋稼業をスッパリ辞める。そういう思い切りのいい生き方って良い。
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