円柱野郎

パルプ・フィクションの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

チンピラ、殺し屋、ボクサー達の物語が微妙に交錯しながら描かれるバイオレンス・ムービー。

いかにもクエンティン・タランティーノ作品らしい会話で始まるオープニング。
本編中もほぼその調子で常に誰かが喋っているので、2時間半ある作品が終わる頃にはグッタリ…。
それでも常にまくし立てられているからスピーディーに感じるんだよね。

内容的にはまさに与太話の寄せ集め。
それを如何にニヤつきながら楽しむかという訳だけど、その数本の与太話がお互いに関わり合っているという構成が面白い。
ただ、そういう描き方のセンスの良さは感じるんだけど、この映画に登場する女達がどいつもこいつも脳みその足らない奴ばっかりでムカムカするんだよねw
まあこの作品で言えば女なんてのは添え物でしかないから、そういう描き方になるんだろうけども。

ネタ的にはクリストファー・ウォーケンの時計の隠し場所の話が可笑しかった。
マジメな顔でそんなモノを渡されてもw
円柱野郎

円柱野郎