たくみ

パルプ・フィクションのたくみのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.0
リバイバル上映で鑑賞。
公開された時まだ生まれてないのでリバイバルありがたいです。

面白かったです。
オムニバス形式の映画かと思ってたら、それが後々繋がってくるという作り方が意外性合って楽しめました。

まず音楽の使い方が上手すぎる。
OPの『Misirlou』の使い方こんなかっこよかったんかよ。
曲だけ知ってるくらいの人間だったのでそこに驚きでした。

物語は特に大きな話ではなくてギャングの周りで起きる事件を時系列変えて流してるだけ。
相変わらず駄話が多く、キュってしたら90分くらいの映画になりそうなのに、長さを感じさせないのがタランティーノの力量ですよね。
ダッサいTシャツとかそこに繋がってくるのねとクスッと笑えました。

ブッチの章とかほぼ関係ないけどなんか好きでした。
程よく緊張感もあり、ラストはファビアンと幸せになってそうな終わり方、良き。
ファビアンは安達祐実にしか見えませんでした。

タランティーノ嫌いじゃないぞ。
この調子で『キル・ビル』観ちゃおうかな。


【その他メモ・独り言】
・サミュエル・L・ジャクソンが若いけど変わってない。
・「このハンバーガーをスプライトで流し込んでいいかい?」
・5ドルのシェイクは高けぇよ。
・スニッフィングって外人がやると様になるよね。
・タランティーノって親の転勤とかで日本に住むようなったら絶対あだな「タラちゃん」よな。
たくみ

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