きゃら

パルプ・フィクションのきゃらのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.0
観たいけど観られてなかったこの映画、再上映で映画館で観られました!感謝です!
傑作でした!

過激で怖ーいところもあったけど、ストーリーが予想外に進んで行き、よくこんな話考えられるなーと思いながら観ました。

どこか乾いた世界観で、おしゃれさとカッコ良さが漂う。
取りとめの無い会話が長く続くんだけど、それを全く退屈に感じず、ずっと聞いていたくなる。

一番好きなシーンは、トラヴォルタとユマサーマンのコンセプトダイナーのところ。
恋人じゃないけど、初対面の2人がデートもどきをしてる。
その微妙さが伝わってくる会話と2人の演技が最高です。

修羅場なのに女子が思い通りになってくれない笑、よくありがちなそんなシーンもままあって笑えました。

小道具として、煙草が効いてました。
日本刀は切れ味が悪そうだったのが意外でした。

時系列が前後するけど、伏線が回収されるのが見事でした。
悪い奴には天罰が下るストーリーなのかと思ったらそうでもなかったりの、つかみどころのないところも面白い。

さすが、みんなに語られるだけある映画です。

30年近く前の公開時には、生まれてなかったであろう若い方達も多く観に来てました。
まだまだ映画は求められていると感じ、嬉しくなりました。
きゃら

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