ちゃそ

パルプ・フィクションのちゃそのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
3.7
3つの異なる短い作品が最後の方で重なっていくという構成がとても斬新かつ鮮烈な印象を与える。時間軸が異なる作品が入れ込まれているが、最後まで観ればそれは理解できる。トイレ行っている間に色々起こる、そしてトイレに行っている間に読んでいるのが「パルプフィクション」…

また、タランティーノ監督特有の登場人物同士の「長話」が作品により深みを与えている。日常の流れの中で突如として残酷なシーンが訪れるのは、観ている者にとって飽きがこない。登場する女性が非常に魅力的に描かれているのもとても良い。
この作品には過去の作品のオマージュが多く埋め込まれているというが、正直自分は歴が浅いためわからなかった。どのくらいこれまでこの当時の映画を観たか、によってそう言った細かい部分への感受性も変わるだろう。もう少し時間をおいて、もう一度見返してみようと思います。
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