もく

パルプ・フィクションのもくのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.3
だいぶ前に一回見たことあるかも
ちょくちょく記憶があるシーンがあった

特に大きな起承転結があるわけでもない
オムニバス形式だが
会話劇と雰囲気で非常に楽しく見れた

2時間半という短い尺で何人もキャラが出てくるのに、どのキャラも魅力的で味があって好きになる
皆やってることは恐ろしいことなのに、どこかマヌケで憎めない

どのコメディシーンもくだらないけど臭くなくて面白かった
バクマンで言及があったシリアスな笑い、という感じ

どのストーリーもちょっとずつクロスオーバーしているのももちろん、最初と最後の話が重なるのもニヤリとした
映画として綺麗に練られているなと感じる

カメラも場面によって様々な撮り方をしているので見ていて飽きなかった

映画好きの友達が
『意味不明だけどなんかめちゃくちゃ面白い』
と言っていた意味がよくわかる

正直最後の羊飼いの部分含め
何を伝えたいのか全く分からなかったが
(そもそも伝えたいことなんてないのかもしれないが)
独特な雰囲気と展開を楽しみたくて
もう一回見たくなるような映画だった

そういう意味ではゴッドファーザーに
少し似てる
あっちはストーリーの良さがよりあるけど
もく

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