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パルプ・フィクションのせっのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.7

みんな大好きアメリカが詰まった映画。ギルティなハンバーガーに甘ったるそうなミルクシェイク、パンケーキとベーコンを添えた朝食、粉を綺麗に並べて吸う麻薬、マッチで火をつけて吸うタバコ、日本が鎖国してくれてればこんな不健康なものを欲しなかったのに。

と思ってたら、中盤の見せ場のかっこよいシーンで日本刀出てきて、この謎に日本刀使うのもまたアメリカ的描写で好き。

今見ると、「お前はもう落ち目だ」と言われているけどまだ現役バリバリ行けるボクサーをブルース・ウィリスが演じていて、もう今では病気含めて引退してしまったブルース・ウィリスを思って悲しくなった。でも、時系列が前後するからその先の結末がわかっている人もいるのに、3部の登場人物達、まだまだ全然これからだぜで終わるのが爽快。

5ドルのバニラミルクシェイク、高いって言われてるけど、円高の今でも妥当な値段では?と思える物価高に悲しくなった。
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