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パルプ・フィクションのharu3uのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
3.5
“pulp fiction”とは、50年代アメリカのパルプ・マガジン(大衆小説雑誌)に掲載された小説、つまり安っぽい三流小説のこと。悪人達の3つのエピソードが交錯しラストはひとつに集結するのだけど、きれいに繋がったところで物語自体はやっぱりくだらなくて特に得るものは無いとういう。
登場人物はほぼ全員悪人だけど、皆人間臭くて可愛らしい。他愛のない会話が延々と続きますが、それでも退屈させないところがタランティーノの上手いところなんでしょうね。
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