百合ちゃん

パルプ・フィクションの百合ちゃんのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.7
ずっと気になっててやっと観たのだけど、すんごく面白かったわ...!久しぶりに心臓がバクバクしたし、それぞれのエピソードが少しずつ繋がってるあたりとか くだらない話ばっかしてるあたり、大好きな伊坂幸太郎味をかすかに感じました。

ブルースウィルスのエピソード、いやあ、ブッチ!!やっぱ私アクションすきなんだなって思った。最近ホットサマーナイツ系観ててアクションあんまり見てなかったけど、引き込まれて引き込まれて画面を食い入る様に観て、気づいたら心臓バクバクしてるのに気付いて、この感覚、すき...と再確認しました笑 強い男ブッチの彼女の偏愛の様とかいいよね!ブチギレるものの、君は悪くない君は悪くないって冷静を取り戻そうとするあたり男の中の男、ほんものの強い人なんだなって思った。レモンパイとかシュガーとか、甘いもので呼ばれたい!!今度恋人になんて呼ばれたい?って聞かれたら、パルプフィクションのブッチみたいに、名前じゃなくて、あまいもので呼んでほしいって答えよう...笑 日本刀を振りかざすってやっぱり国関係なく男の憧れなのでしょうか笑

パンプキンとハニーバニーwww あんなに緊張感のある時にハニーバニーって呼ぶあたり笑ってしまった笑 そんなハニーバニーを演じるアマンダプラマーの演技、普通に話してる時はほんわかしてるのに、強盗が始まった途端に血管飛び出るんじゃないかってくらい顔変わるのよかったな〜笑 な〜んかどっかで見たことある顔、似てる人いる気がするんだけどなあ。

観た後に少し調べたら、なにやらあのスーツケースの中身について色んな考察があるらしい。わたしは絶対に金の棒だとおもったけど、どうなんだろ?ボスの魂とかいう考察もあるらしい。一度は悪魔に売った魂を、やっぱり取り返そうとしたとか。だからボスの後頭部にカットバンがある(悪魔は後頭部から魂をとるらしい)とかいうものだけど、あれはボス役の俳優が間違えて怪我してしまっただけとか公言したから 考察が崩れ去ったりしてるっぽい。面白いなあ〜

最初にも言った通り、伊坂幸太郎的な無駄話が多いし、わたしはそれが大好物。タランティーノ監督のもの たくさん観たいな!