TAK44マグナム

銀河漂流バイファム 消えた12人のTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

3.5
宇宙を漂流する少年少女たちの戦いを描く、(日本)サンライズのリアルロボット路線の一作「銀河漂流バイファム」のOVA。

懐かしいですね〜。バイファムは中学生の頃なんですけど、かなりハマりました。
生まれて始めて横浜のアニメイトへ行って缶ペンケースやバインダー買ったりしましたよ。
ポストカードセットは未使用のまま、まだ手元に残ってます。

バイファムの本放映は、いまでは考えられませんが夜のゴールデンタイムに始まりました(関東で)。
うちはたまたま、第一話を家族全員で夕飯食べながら観たと記憶しています(苦笑)。
当然、親たちは良い顔していませんでしたが・・・
そのうち視聴率不振からか夕方の放送になり、バイファム観たさに塾をサボったこともありましたね(汗)
ビデオデッキがあったかどうかの頃でしたが、あってもビデオテープがまだおいそれと買えない時代でしたので録画できなかったのかもしれません・・・。

あと、ドラマレコード買いましたねえ!
いまでもドラマCDは一部で生き残っていますが、当時はレコードですよ(苦笑)!
あのドラマレコードの音源って現在もどこかで聴けるのかな?
レコードオリジナルのストーリーだったんですよね。
ロディとバーツが恋バナしたりしていたら敵が来襲するやつ。

で、そのうちビデオ時代が到来して、バイファムもOVAが何作か作られ、本作はそのうちのひとつというわけです。
登場人物たちがひとりずつ消えてゆくという「そして誰もいなくなった」系のお話。
レンタルで借りてダビング、何度か観ましたが細かくは忘れてしまいました。
少しホラーチックでして、真相は他愛もないものだった気がします。

キャラクターの中では断然、マキが好きでした。
途中で死んでしまうケイト先生も好きで、シャワーシーンにドキドキした純粋な中学生でしたよ(苦笑)

ちなみに、バイファムというのはラウンドバーニアンというカテゴリー
に属する、地球製の機動兵器のことです。
主にロディが操縦していました。
でも、キャラクター人気に支えられたアニメでしたので、OVAではバイファムやネオファムなどのロボットは殆ど無視だったと思います。

そうそう、バイファムが画期的だったのは主題歌が英語詞だった事も挙げられるでしょう。
子供心にそれがとてつもなく格好良くて、初めて観た時、度肝を抜かれましたねえ!
もちろんレコード買って、なんちゃって英語で歌いまくりました。
なんなら、いまでも仕事中に歌ってます。
わいぱうぇい〜〜♫


追記です。
アルコール依存症になったりするケイト先生ですが、死んだと思われていたのが生きていた事実がOVA第四作で判明するんでした。
それも観ていたの思い出しました。
ライバルキャラだったミューラーが保護していたんですよ。
ちなみに、ミューラーはテーマ曲も与えられていて、これもまたカッコ良い曲でした。
そして、本作やボトムズの「ザ・ラスト・レッドショルダー」が何故か登録されているのは、ちゃんとサンライズ作品を集めた上映会が開かれていたからなんですね。
wikipediaで知りました(苦笑)。

「Hello、VIFAM」のライブ映像がYouTubeにありました!
メチャクチャ、レアだと思うんですけど。
歌っているTAOの映像をはじめて観ましたよ。
口パクでしたけど、もう見られないから貴重ですよね。


レンタルビデオにて