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K-20 (TWENTY) 怪人二十面相・伝のあのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます


第二次世界大戦が回避されたことで極端な格差社会へと変化を遂げた架空都市-帝都。
歴史の本筋とは全く異なる世界線で富裕層のみを狙い魔法のような手口で盗みを働く謎の存在、K-20《怪人二十面相》。

怪人二十面相は義賊なのか、はたまた悪なのか。

ベタな設定だが、それが良い。
勧善懲悪のアメコミ作品のようで、こうなったら良いなという理想に忠実な点が気持が良い。
テンポも速く物語が展開されるため、良い意味で物足りなさが残る。
長編のドラマ仕立ての方が
遠藤平吉の成長過程や、格差社会という問題などを深掘りさせて陰影を付けることでもっと展開が膨らみより面白くなりそうな世界観だったなと感じた。

個人的に世界観も好みで海外作品に引けを取らない遜色のない完成度に思う。

K-20 カッコ良かった。
あ