本日の一本。
今をときめく宮藤官九郎や曽利文彦などの面々が一番輝いていた頃の一本で、王道の熱い青春卓球ストーリーが展開される。
松本大洋の超独特のクセしかないキャラクターを完璧にこなす窪塚洋介がカッコいい。全員がドンピシャでハマっているので実写化特有の違和感が全くない。他にも映画化に成功した作品は数あるがその中でも本作は3本指に入ってもいいぐらいのはまり具合。
クセがあるのに顔が似ている人を出さないので一人一人のキャラクターの理解度が物凄く高く、これ誰だっけ？といったキャラクターは一人もいない。漫画の醍醐味であるキャラクターを最大限活かしているのが良い。
まぁちょっと彼らは高校生に見えない（大学生がコスプレしている）のが欠点なところかも。荒川良々とかアラサーにしか見えねぇよ。でもみんな若いなぁ。そりゃ公開がもう20年前だもんな。
