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日曜日が待ち遠しい!のnuのレビュー・感想・評価

日曜日が待ち遠しい!(1982年製作の映画)
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緊張感あり喜劇的要素もありの定番の犯人捜しもの。ヒッチコックの影響が色濃く見られる。もふもふの子犬がファニー・アルダンにぞろぞろとついていく始まりからすでに楽しい。率先して素人探偵になりきるバーバラと、大人の色気を持つベルセルの相性も良い。成熟した色気はおそらくジャン=ルイ・トランティニャン本人から来るものだと思う。その魅力はこれまで観てきたどの出演作にも存在した。ガラスの使い方も印象的だった。曇りガラスから見える女性の脚はやや官能的で、隣の部屋をガラス越しに覗くときはサスペンスフルであった。
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