paipoi

ヒトラー 〜最期の12日間〜のpaipoiのレビュー・感想・評価

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
2.0
2005年/1945年4月、ヒトラーが潜むベルリンはソ連軍に包囲。理想を求め指揮を執るヒトラーに対し、疲弊した各前線では彼の意に反する判断が下されていた。


序盤から側近達に「あれ?どうしたのヒトラー?」感が漂い、独裁者の気まぐれか恐慌状態なのか困惑させられるが、終焉へ向かう末期ナチスとヒトラーの焦燥を感じると見ているこちらまで疑心暗鬼に陥る。確信を崩さない部下達も気の毒だけど、宗教も陰謀も人間だけが罹患する行き過ぎた信心の病理と思った。

とは言え、過去に一度挫折した映画。
正確に理解したくての再挑戦だが、冒頭より登場人物のラッシュで早速意味不明。今回も3割眠って惨敗。
結末だけ知りたければ1時間45分当たりから見ると良く、結末を見てから初めに戻る方が理解しやすいかもしれない。
paipoi

paipoi