つかボーイ

ヒトラー 〜最期の12日間〜のつかボーイのレビュー・感想・評価

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
4.3
長く真面目な作品。しかし、見て良かった。原題がすごく良いので、どうしてこんな邦題しかつけられなかったのかと思った。
登場人物全ての自決の瞬間をあえて撮らない事には何か意図があるとは思うが、その徹底が個人的にひっかかった。文章にする程噛み砕けてはいないが、死の持つ意味とその死の瞬間を考えればなんとなく理解できないわけではない。ただ、そこがある意味卑怯ではあると思う。
帝国が陥落していく様はとても悲壮感があり、美しい映画だと感じた。
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