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チェイサーのoden8のレビュー・感想・評価

チェイサー(2008年製作の映画)
3.6
犯人の憎たらしさたるや。

とにかく狂ってるヨンミン。
ブリーフ一丁にハンマーは怖すぎる!!!
安心してください。殺してますよ。
じゃないんだわぁ…。

いかにもな韓国サスペンス。
犯人遭遇→犯人逃走→住宅街猛ダッシュ鬼ごっこ→警察おポンコツ→犯人放流→絶望→鬼ボコ
みたいな、プロットがしっかりと踏襲されてます。ちょっとこの感じに飽きてきたかも…。
韓国サスペンスの鑑賞数が限られていたとしたら、かなり刺激お強め系。

どうなるんだろう??という緊張感よりも、胸糞の悪さに全神経を集中させた感じでしょうか。

犯人役のハ·ジョンウさんが、まぁ〜っめっちゃくそ気色の悪さを怪演。
それを追うジュンホの行き過ぎた暴力が、あたかも正義の鉄槌に見間違えてしまう程に…。
ジュンホ役のキム·ユンソク氏の迫真の演技もあり、些か心が揺さぶられちゃうよね。だけども。イカれた暴力に無慈悲な暴力で対抗することへの不審感というか…嫌悪感というかね。

バイオレンス度は高めだけど、決してスカ〜ッとする感じではなく。凄く嫌ぁ〜な気持ちにさせられる作品。

下される鉄槌
そこに愛があろうと
なかろうと
暴力では誰も救われない

Cast(役者·キャラ) 4
Story(物語) 3
Architecture(構成) 3
Picture(画) 4
Acoustic (音) 4
24-108
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