風俗の元締めを行っている元刑事ジュンホは自分の店の嬢がある電話番号の男の元に行ってから失踪していることに気づきその男の家を突き止めるのだが…
『哀しき獣』『哭声』の
!!ナ･ホンジン!!
の監督デビュー作！
韓国のアカデミー賞こと大鐘賞の主要6部門の他大賞も受賞した知る人ぞ知るサスペンス映画。
エグい韓国映画はちょいちょい消化していきたいので鑑賞。
何度やられても、追い続ける。
必ず捕まえてみせる。
まさにチェイサー（追跡者）。
これは評判通り楽しめた良作。
韓国映画はやはりエグイ描写に定評がございます。
今作ではカナヅチと杭による殺人が観れます。
というか韓国映画って『オールドボーイ』然り、カナヅチを有効活用しすぎじゃないか？(笑)
内容も自分の予想と違って楽しめた。
てっきり、殺人鬼が捕まらないで追いかけ続ける話かと思ったら、最初の10分くらいですぐ捕まっちゃう。挙句の果てに犯人も
「あ、ボク殺しました。9人です。
あ、いや12人だったかな？」
とあっけらかんと罪の告白までしてしまう。
しかしここからの展開が非常に面白いのです！
ここでは書かないけどな！
やはり精神的にも映像的にも人間を追い詰める映画作りが邦画より抜きんでている韓国。もっと見習わないとダメです。
殺人鬼役にハ・ジョンウ。
実は『お嬢さん』で最近好きになってしまった俳優です。
爽やかな殺人鬼役が非常にハマっていて、今作からきっとステップアップしたんだろうなぁ
新作『ドンネル』の主演もしているのでみてみたい。
後は韓国俳優なので知らなかったが、風俗嬢の女の子が可愛かったです。
同監督の新作『哭声』もかなりカルト的に評価が高いのでいつか挑戦したい。
あと今作はワーナーブラザーズとレオナルドディカプリオでリメイク権を獲得しているらしい。
主演がレオ様だとしたら殺人鬼役は誰になるのだろうか…
エドワードノートン？
ジェイクギレンホール？
ジェイムズマカヴォイ？
辺りの中堅イケメン演技派俳優がやってくれるとそりゃもう泣いて喜びます。
※他に候補いたら教えて下さい。
やはり韓国映画は定期的に鑑賞する必要があるようだ。
韓国映画好き、精神的にも映像的にもエグイ映画が好きな方、そして爽やかな殺人鬼に脳天かち割られたい方にはお勧めの作品
