《韓国映画 怒濤の10本レビュー：後半戦》
今年鑑賞した韓国映画10本を寸評で一気に投稿しています。
今日は後半戦ということで残り5本の作品を投稿していますので、是非併せてご覧下さい！
【下半期鑑賞映画寸評：2017】
❾『チェイサー』
《容赦の無い不条理》
ほんと韓国ノワール上手いなぁ…と感じるのが今作のような「不条理」の描き方ですよ！
我々の希望や願いをとことん高めた上で叩き落すっていう…もはや韓国映画の十八番芸の域に達したこの展開に分かってはいながらもいつもしてやられる！笑
韓国の実際の事件って陰鬱過ぎない？！
それとも脚色が上手いのか？
こんなの観たら邦画のこの手の作品なんて生温くてしょうがなく思えてくる…笑
いまいちジュンホの動機がはっきりと伝わってこないけど、ミジンの娘と共に奔走し始めてからはより悲壮感が増して結末の冷酷さに胸が締め付けられる…水槽に飾るなんて酷いことやめろよ……しかも警察👮の無能さがヤバい…これ本当にこんな警察だったのなら彼らも責任を取るべきでは？ 十分に証言もしているし、決定的なのに保身の為に再び悪魔👿を世に放った警察の愚かさよ…尾行なんかしてんじゃねぇ！ミジンを見つけるまではどうか釈放しないで下さい！ お願いします🙏！！ しかし、その願いは最も残酷なカタチで終わりを迎える…はぁ、疲れますねこの作品、レビュー書くだけでも。
ということで、この辺で勘弁して下さい！笑
容赦の無い不条理の描き方が巧みで作品としての質はかなり高く、疲労困憊になるほどのパワーがある胸クソ悪い映画です！
御気分の良い時に是非、ご覧下さい(｀・∀・´)ノ 笑
まあこういうのが好きなんですけどね…困ったものですねƪ(˘⌣˘)ʃ 笑
【p.s.】
下半期に突入しましたが、上半期鑑賞映画のレビューをまだ消化しきれていないため、下半期鑑賞映画も一部は寸評で投稿していきます。
いつもとは違い、極々短いレビューで投稿しています。暇があれば付け加える予定です。
従って、いつもの【映画情報】等もカットさせていただきます。
＊詳しくは2017年7月3日に投稿している《『ローン・サバイバー』評》内の【p.s.】をご参照下さい。
